hogloidのブログ

へなちょこ

2020年ごろに読んだ本

久しぶりにブログでも書いてしまおうかな。人生の備忘録的な感じで。 たぶん本以外にもいくつかやります。

Twitterは文字数のことを気にして自由に書けないのと、あと別にそこまで人目に積極的に見せたいわけでもないのでこちらに。

読んだ本の全部ではないかもしれない(特に、漫画・同人誌・技術書は対象外)

テルを見抜け! ライブポーカーの勘所

そういえば今年ポーカーやってましたねえ!1年あっという間だった気もしてたけど振り返ってみると意外と長かったような気もする。
この本は特にNo-limit Hold'emのポーカーで仕草や表情から相手のハンドを予測する方法について場合ごとにいろいろ説明した本で、ライブポーカーで相手が初心者ならまあ使える機会はありそうだなとは思ったけど、それよりも自分がテルを出さないように意識すべき点として使ったほうがいろいろと有意義だなと思った。無意識の独り言もあるのに目線や表情なら尚更。

Applications of No-Limit Hold'em: A Guide to Understanding Theoretically Sound Poker

ポーカー教本の中でもかなり有名で評判のいい本で、いくつか読んできた中でも明らかにこの本(と同じ著者が書いた次の本)が内容がしっかりしてると感じた。あいまいな感じの本だとどう立ち回るかというのは具体例をいくつか紹介してそれでお気持ちを伝えるようなものが多いのだけれど、この本はどれぐらいの確率でfoldすると相手のEVがどうなるか?に基づいて実際に計算することでPreflopのチャートから作っていて理解を積み上げていくことができる。Postflopについても、完全にPolarizedされたレンジの場合リバーまでにオールインになるような同じ割合のベットサイズを選ぶのが最適という事実からはじまり、各ストリートでのブラフとバリューの量の比について強調しつつ各ケースの解説がされてる。

No-Limit Hold ’em for Advanced Players: Emphasis on Tough Games

同じ著者で、こっちのほうが新しい。ベットする理由をブラフとバリューに分けるのは正確ではなく、「勝ったとき手にするポットを大きくする」「相手のEquityを殺す」という二つの目的から見たほうがいいことに触れつつ、上の本よりかは実践的にいろんなケースを考察している。あと本の中でPokerSnowieやPIOSolverを援用して、foldさせるとかで即座に得られるEVでは評価できないだいぶ込み入ったケースで説得力のある議論ができるようになってる。

ポーカーエリートの「公然の秘密」 頻度ベース戦略

内容的には上2冊より簡単だけど、こちらは日本語なのでとっつきやすい。ベットやコールの頻度を適正な程度にしておかないとどこかで破綻するので、それを念頭に置きつつフロップごとに適切に振舞いましょう。

エド・ミラーのエクスプロイトポーカー プレイヤーをプレイする

買ったんだけど友達に渡したままコロナになりポーカーにも飽きてしまったので読んでなかったそういえば(読んでないじゃん)。

ウォーレン・バフェット 成功の名語録 世界が尊敬する実業家、103の言葉

社で知って、ウォーレンバフェットって偉いらしいので、読んでみた。自己啓発もの読むたびに思うけど、ためになる言葉たちではあるけど読んだだけで実践できる可能性は相当低いよね。考え方自体が超新しいと思った語録もなかったし。
示唆に富む内容を簡潔に語録にする能力はすごいと思った(小並感)。

ヒルビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち

これも社で知った。トランプ以降社会分断が~という話をよく聞くようになったので読んでみた。
アメリカの田舎の白人労働者が多く住む地域が産業構造の変化についていけず失業者が大量発生して家庭も治安も終わっていく中で育った著者がエリートになり周りとの社会階層の違いや自分の変化に葛藤したりする体験の話。
単に貧困という程度ではなく結構壮絶で、母子家庭で、母親が数年おきに別の夫と同居するために突然兄弟が増えて転校させられる上に母親がヤク中になって狂気の沙汰になってしまう話が多くてせつない。
ちなみに、本の腰巻には、こういう人達が主にトランプを支持して…のような内容が書いてあり、本の内容が大統領選とかと関係あるのかなと思ったけど全然なく、(自分もそうだが)トランプを当選させるとかの点を除くとたぶん今も注目されてなかったんだろうなと思い、民主主義でできるせめてもの抵抗なのかなと思ったりした。

タタール人の砂漠

これも社で。 漫然と過ごしてたらいつの間にか人生が終わって悲しいねみたいな小説。ちょっと読んだ時点で展開は読めるし話の仔細が面白みにあふれているわけではないけど、時間の恐ろしさが伝わる内容で、自分にも刺さる部分は多かったのでかなり読んでよかった。
まあ、小説なのでここから人生訓みたいなのを引き出そうとするほうが変なのかもしれない。普通に小説として全体に寂寥感があり短くて読みやすいのでおすすめ(?)

世界最強の商人

これも社で。歴史小説テイストの自己啓発本。自分には合わなかったので内容はあまり覚えてない。
どちらかというとあとがきの著者の来歴の方が面白い。家庭崩壊してアル中になって放浪者になり自殺を考えたとき突然図書館に立ち寄って成功哲学読みまくって実際に成功したらしいんだけど、そっちを本にしてくれたほうがよほど読みたい。

銃・病原菌・鉄(上下)

これはまあ、結構有名だったので。
人類史の本で、起こった出来事について学ぶ側面の強い歴史では触れられないことの多い、もっと根本的な点(なぜヨーロッパで文明が発達して世界中に広まったか)を探ってる。大まかな流れとしては、緯度の同じ陸塊が広がっているユーラシアの方が、技術や作物の伝播のしやすさの点でアメリカ大陸より文明の発達に適していて、あと家畜として便利な動物も旧大陸に多かったので旧大陸の方が早くから病原菌まみれになっており、その結果としてヨーロッパがアメリカ先住民を征服しましたという話。本は有史以前の話を中心としてかなりいろんな具体例を検証してる。

https://twitter.com/hogloid/status/1256150885752659968

私は魔境に生きた 終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年

これも社で。
終戦後も10年間ニューギニアで隠遁生活していた日本人たちの話で、

  • はじめのうちは米軍の食料を危険を冒して盗み出していたのが
  • 拠点を掃討され食料も尽きてきて原住民の放棄した開墾地をもとに食料生産を始め
  • 生活しているうちに原住民に見つかり、狩りや鉄器の修理で協力していたが
  • 現地の官僚になってる原住民づてで街に出て敗戦を聞き日本に帰る

話。当然ながら割と人は死ぬのだが、わりとあっさりしているのと、つらい話以外にも犬を飼い始めてかわョみたいなほのぼのパートもあるので、あんまり気分が暗くなるような感じではなく、サバイバル原始生活として読める。

ローマ人の物語 (14-16) パクス・ロマーナ(上中下)

塩野七生の本が割と好きで、あと古代の本は読んだことなかったので。
読み始めてから気づいたけど、古代ローマを扱った『ローマ人の物語』の全43巻のアウグストゥスの時代を扱った一部分なので、最初は若干知らんがなという部分があった。
徒歩が交通手段の基本だったのにローマに人口が集まったので一軒家には住めなくなって高層建築が立って、いろいろと危険だったので階数を制限したりとか、人生が快適になり娯楽が多くなりすぎて出生率が低下して税制を使った強力な少子化対策をしたりとか、共和制を尊重するそぶりを見せつつ帝政を始めたとか、マジで古代とは全然思えなくてすげ~という気持ちに。

つきあい方の科学:バクテリアから国際関係まで

これも会社で。
囚人のジレンマの条件を満たす報酬の協力-対立関係の下では、再戦率があるしきい値より高ければ怒りを表明できる協力関係(最初協調して、次からは前回の相手の行動のものまね)がいずれ優位になっていくよ、世の中で似た関係はたくさんあるけど、協調関係を育てたいなら再びつきあうよう仕向けるとか、相手が裏切っていないか互いに確認できるようにするとか、付き合う相手の報酬を自分の報酬に含めるとかがあるよ、など。
一度確認した事実の繰り返しが多くて微妙だった。WW1の塹壕戦で同じ顔ぶれが長い間対峙すると敵同士でも協調関係が生まれるとか、国同士が割としょうもないことで応酬しているように見えるのは怒りを表明して一方的に搾取されるのを防ぐためとかの各個のエピソードは若干面白いのがあった。
まああと振り返ってみると滅多に怒りを表明したことってないけどひどい仕打ちを受けたら何らかの方法で仕返ししたほうがいい関係を築けるとあり、うーんとなってしまった。

予想どおりに不合理: 行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

これは友達に勧められて。
行動経済学の本で、普通の人の価値判断や行動がいかに不合理になりがちかと、どうやってそれを回避できるかが書いてある。内容はかなり易しい。
アンカリング(恣意的でもいいので一度値段を念頭に置くと関連のあるものの価値まで影響される)・無料になる瞬間価値が連続でなくなること・社会規範にお金を持ち込むと市場規範に置き換わってしまう・所有しているものを高く評価するバイアス・選択肢を失うことを恐れる性質、などなど、いろんな性質が述べられてる。

解夏

これは、あんまり胸を張って言えることではないが、ある東方ボイスドラマの元ネタになっていることを知ってどんな本なのかと思い読んでみた。さだまさしの短編集で、4つの小説から成っている。1つ目の小説のタイトルが本のタイトル。
まああらすじ説明するのも無粋なので回避すると、全体的に、何かトラブルのあった人が、日本のどっか地方に行って、人とのつながりを得てHAPPY ENDという感じの話たち。
さだまさしってシンガーソングライターだと思っていたので小説も書いてんのかと思った。

小泉八雲

これは、著者のラフカディオ・ハーンに興味があった(これもオタク関係で、マエリベリー・ハーンてキャラのの元ネタとされているから)ので読んでみた。
日本の怪談とか伝説の短編集で、妖怪や超常現象の短い話がメイン。2, 3個読んで寝るといい悪夢見れそう。個人的には結構好き

菊と刀

なんで読んだんだっけ?ずっとamazonの後で買うに入れていて、なんで入れたかは思い出せない。
WW2の頃日本文化について研究してた文化人類学者の書いた本で、(主にアメリカとの比較で)恥とか名誉ドリブンで動く日本人の行動原理が書かれてる。一応今日的にも日本人の特徴とされているところはこの内容をマイルドにしたものなんだろうけど、かなり感覚とはかけ離れてて、昔の人って窮屈そうだな~(小並感)と思った。
時代劇を見たり、歴史に関連する何かを見るとき、こういうことが念頭にあるとわかりやすいかもしれない。今の日本人の分析には、たぶん役に立たなさそう。

科学技術の現代史-システム、リスク、イノベーション

社で見かけたので。WW2以降の科学技術の進歩と国家の関わりについての本で、国家の科学への投資が権威(宇宙開発)や軍事(原子力含む)から競争力維持のイノベーションへと変わっていってITやバイオの新分野が生まれて~という感じの本。

医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

サウナにハマっているので。結構眉唾な理論が多い界隈だけど、まあ医者が書いてあるし根拠のありそうなことが書いてある。
サウナのメリットと、効果的な入り方について解説されてて、まあよく入るなら覚えておくといいかも。

イスラームからヨーロッパをみる

なんとなく買った。
最近のヨーロッパとムスリムの対立の話の詰め合わせで、世俗主義をもとにスカーフ禁止を禁止したヨーロッパ諸国の事情だったり、トルコとEUの関係の話だったりいろいろ(雑)。
地続きのヨーロッパ諸国は自国民について文化・民族・理念とかで範囲を決めてあることがあり、移民の同化も共生も失敗してしまい悲しいなあ、という結論だった。現代においては国の境界って地図の塗り分けにすぎないじゃん(恣意的な線引)、国民も血統か生まれと関連付けられるものじゃんと思っていたので、そういう見方もあるのかと思った。
全体的にムスリム側にかなり寄ってる。

世界経済の歴史〔第2版〕―グローバル経済史入門―

なんとなく、知識欲を満たすため。
入門って書いてあったからやさしいのかと思いきや、経済史を学ぶ学部生向けの入門みたいで、マジで大量に参考文献が引かれており、こういう感じで研究テーマ見つけるのかもなと思ったりした。
前半が経済関係の通史で、後半が各論になってる。前半はまあ世界史知ってたらそのおさらいで、後半はさすがに文系学生でも研究者でもないのに読んでもなあという感じで、選ぶ本を間違えた。
面白いなと思ったトピックは貨幣の外生・内生論争の話で、この本によると「物々交換から貨幣が生まれた」と考えるのは誤りで、実際は預金をして得られる手形(銀行券)が貨幣のもとで、したがって「中央銀行が経済と関係なく通貨流通量を変えることはできない」という主張(内生論)が歴史的にも、また経済政策の土台としても正しいというものだった。(本当??だとしたらお金刷りまくるアベノミクスって何だったんだっけという気分に。お金の話は難しいニャンね…)
あとは、今まではなんとなく、どの国も遅かれ早かれ同じような発展をたどるんじゃないの?(なぜなら、貧しい地域は人件費が安く、それを売りにして経済発展ができるはずなので)という原始的な段階論を想像していたけど、資本主義経済が成り立って経済成長が実現されるのは意外と自明のことじゃなくて、なんか条件が色々揃わないといけないらしい。ほえ〜

ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理

まあ投資やってるからには心の安全のためにも多少は知識があったほうがいいなと思い評判のいいものを。
全体としてはインデックスファンドをひたすら推すものだけど、過去のバブルの顛末や、株価がどう決まるか(期待成長率・配当額・金利・リスク度合い)からはじまり、テクニカル・ファンダメンタル分析が実際にはそう簡単にはうまくいかないので、低コストなインデックスファンドを買っておきなさいという内容。別にアクティブ運用を否定しているわけではなく、ただ金融商品として買うにはコストが重荷で継続してインデックスファンドに勝てるのはほぼないという主張。(実際末尾の方に自分で銘柄を探すときのポイントが軽く書いてある)

リモートワークの達人

リモートワークになったし、なんか働き方で役に立つアイデアとかないかなと思い読んだ。
どちらかというとリモートワークに対する偏見を取り除く系の内容が多く、まあ個人的には縁薄かった。
余計なミーティングなくせ、働きつつ旅して気分転換できる、必要ならカフェに行って集中、時間じゃなくて仕事内容で評価しろ など。まあ当たり前かなあ。

圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100

ライフハック本。すぐ読めそうだし役に立つ習慣一つでもできればいいなと思い。
精神管理・時間・金系の内容が多く、あんまり不便してなかったのでそこまでかなと思った。(変化を味方につけろ、得意なことで勝負しろ、イライラしたら放置せず解決に努めろ、働きすぎるな、etc...)
家事と運動のパートは普通に役に立った。マジで毎日運動しろ、カフェインと糖分(穀物含む)取りすぎるな、アルコールは(飲んで有意義なことができない人の)時間を奪う、ヘルシオ買えなど。

幻覚剤は役に立つのか

面白そうだと思ったので。
著者が探求した幻覚剤の歴史と実体験についての随筆本。
1−3章は、著者が実際に会ったセラピストや研究者とのやり取りを元にした、40, 50年代に幻覚剤が発明され、60年代に大流行を引き起こし、そして禁止されていったかの随筆。はじめのうちは精神病を体験する薬として、次に意識を拡大する薬として、最後に娯楽目的のカウンターカルチャー起爆剤として。途中まで、幻覚剤は心理学の大真面目な研究対象で大学を舞台に実験も行われていたが、ティモシー・リアリーという人間が大学での研究では飽き足らないとして神秘主義的体験を広めようと派手なパフォーマンスをした結果世間のバッシングを浴びるようになり幻覚剤自体が禁忌となってしまいましたという流れ。(時系列じゃなくて著者が会った人ごとに話が本で展開されるので読みづらい)
4章は実際のトリップ体験記。これはまあ要約するようなものでもない。
5章は神経科学の点からの、サイケデリック体験の解釈。
仮説でしかないのだが、幻覚剤を使用するとデフォルトモードネットワークと呼ばれる脳の領域がうまく機能しなくなり、代わりに普段繋がれていない脳の領域が繋がりだす。デフォルトモードネットワークは成長の過程で作り上げられた、自我・記憶の形成や脳の他の部分が司る感覚を抑制的に調整する部分で、これが機能しなくなることで普段とは違う知覚が感じられるほか、自我がなくなることで体験がスピリチュアルなものに感じられるらしい。
これはもちろん幻覚剤による体験にすぎないと考える物質主義的解釈も可能なのだが、いわば強力なプラシーボとして、このときの超自我の感覚を反芻したり記憶することで、依存症・鬱病などの治療に役立てようという動きが6章。
(この本は異質かもしれないが) 心理学の話は自分ではどう考えてもたどり着きそうもない見方を教えてくれてなかなか面白い。鬱病の一つに特定の思考に囚われるというのがあるんだけど、それは自我があるべき姿について内省を繰り返すことで形成されるらしく、幻覚剤使わずとも参考になるなあと思った。(そういえば大反省しまくってた人は元気なんですかね…?)

絶対に解けない受験世界史

面白そうだったので。なんか面白おかしい作題ミスを想定してたけど、そういうのはかなり少なく、普通にシラバス外の難問の掲載が多い。
世界史を体系立てて勉強したのはなんやかんやもう7年前だし興味のある部分以外はマジで分からなくなっており難問を楽しめるレベルではなかった。残念。にしても私文世界史ってこんなに細かい内容聞きまくるのかという印象。
著者のtwitter
DG-Law/稲田義智 (@nix_in_desertis) | Twitter

おわりに

なんか雑にインターネットの情報を流し読みするよりは本を読んだ方がいいなと思い読むようになった。よかった点は、寝る前にディスプレイを見なくなったことで寝つきがよくなったこと(普段寝る前に読んでる)、目の疲れが軽減されたこと、どうせ読み切らないしな…のような活字への恐怖がほぼなくなったこと、多少読むスピードが速くなったこと(1, 2割だと思うが)、インターネットでは集中力の問題で読もうとも思わないような分量のものも読むようになったこと、純粋に知識欲を満たせたこと、ぐらいかなあ。

悪かった点としては、読みっぱなしだと普通に内容を忘れている(ので多少は自分の中でまとめた方がよくて、そのためこれを書いている(実際年の前半に読んだ本とかはほぼほぼ忘れていた))のと、興味がバラバラすぎて互いに関連がなさすぎるので各個独立したままでまったく専門性になっていないこと(まあ別に専門性を得るために読んでいるわけじゃないのでいいんだが…)、あとは買ったら絶対読むのポリシーは本が予想に反して興味がなくかつ長かったときに苦行と化すのでやめるか買う前に吟味した方がいい、ぐらいかなあ。